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知っているようで知らないカタツムリのふしぎ

(R4.6.30配信

  • クチベニマイマイ

  • オオケマイマイ

6月は雨の日が多くて、あまり6月が()きじゃない人も多いのではないでしょうか?

今回は、雨の季節(きせつ)を好きになってもらえるように、この時期によく見かけるカタツムリのひみつをしょうかいします。

1 でんでん虫は、虫のなかまじゃない?

「で~んでん虫々♪ カタツムリ~♪」という歌を聞いたことがありますか?

有名な歌ですが、実はカタツムリは虫ではありません。貝のなかまなのです。

せなかのからは、カタツムリの体の一部で、カタツムリはからを持って生まれてきます。

 

2 なぜカタツムリは雨の日によく見かけるの?

クチベニマイマイ

カタツムリはジメジメした空気が()きで、かわいた空気が苦手です。

いつもは鳥に食べられたり、体がかわいたりしないように、葉っぱの(うら)などでからの中に()じこもり、雨や夜がやってくるのを待っているのです。

雨がふったり夜になると、葉の表に出てきて移動(いどう)したり、エサである植物などを食べたりします。

 

3 左回りのうずまきは、とてもめずらしい

カタツムリのからはうずまきの形をしています。

実は、ほとんどのカタツムリのからは右回りにうずをまいています。

左回りにうずをまいているカタツムリはとてもめずらしく、見つけられたらとてもラッキーです。

カタツムリを見つけたら、からのうずまきが左右どちらにまいているか観察(かんさつ)してみましょう。

みんなからの発見報告(ほうこく)も待っているよ!!

 

4 実はキケン!?カタツムリのこわさ

カタツムリやナメクジのなかまは動きもおそく、とげやキバがあるわけでもないので、何がこわいの?と思うかもしれません。

実際(じっさい)にカタツムリそのものがこわいわけではないですが、カタツムリについている寄生虫(きせいちゅう)がこわいのです。

カタツムリやナメクジには寄生虫がいることがあり、その体をさわった手を(あら)わずに物を食べたり、カタツムリなどが通った野菜などを食べたりすると体の中に入ってきてしまう可能性(かのうせい)があります。

この寄生虫は命に(かか)わる場合があるので、体に入らないよう、さわったりした後は(かなら)ず手を洗いましょう。

ちなみに、カタツムリやナメクジだけでなく、生き物の体には寄生虫や(きん)など、目に見えないほかの生き物がついていることがあります。

これらの生き物の一部は、わたしたちの体の中に入ってしまうと悪さをすることがあります。そうならないように、生き物をさわった後は必ず手洗いをするようにしましょう!

 

5 堺市ではどんなカタツムリが見られるの?

堺市ではどんなカタツムリが見られるのでしょうか。

こちらの「いきもの図鑑(ずかん)」から見てみましょう!

みなさんもカタツムリを見つけたら、写真をとって「いきもの発見報告(はっけんほうこく)」してください!

 

作成:ありありさん


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